大好きな二人のマンガ家「鴨川つばめ」「江口寿史」漫画 manga anime japan kamogawa tsubame/makaroni horenso, egichi hisashi/stop hibarikun
大好きな漫画家が二人いて
「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)において
1977年から1979年まで連載されたギャグ漫画
はちゃめちゃな内容が衝撃だったし
何と言ってもロックなテイストが随所にちりばめられていて
当時小学生だった自分にはすごくカッコ良く
ロック好きになるきっかけでもあった
特にトシちゃん扮するジミーペイジの姿に
ハートを鷲掴みにされました
それまでもギャグ漫画は
「トイレット博士」「がきデカ」「12のアホ」
「東大一直線」「ハレンチ学園」などいろいろあったけど
マカロニはなんか抜きん出ていたというか
ロックなテイストがすごく自分に合った
そしてマカロニと同じくらい好きなもう一つの作品が
「月刊少年チャンピオン」に掲載されていた「ドラネコロック」
主人公の名前が「泉屋しげる」で
バイク好きのヤンキーで何かと矢沢永吉の歌を口ずさむ
そして会話の途中途中に出てくる英語がなんか好きで
こちらにもかなり影響されたのは言うまでもない
鴨川つばめは途中で作風が変わってしまい
最後がなんかつまらなくなったのは残念だが
それだけ描くのにエネルギーのいるマンガだったんだと思う
そしてもう一人が「江口寿史」
代表作は「ストップ!ひばりくん」「すすめパイレーツ」だけど
当時読み切りで掲載された「名探偵はいつもスランプ」(GO AHEAD収録)が好きで
その主人公で連載がはじまった「ひのまる劇場」も好きだった
「ひのまる劇場」は途中から探偵ものから学園ものに変わっていって
なんかつまらなくなっていって連載終了
単行本で2巻までの作品だ
この作品は後のひばりくんに通じる
オシャレな雰囲気が出始めたのと
江口漫画の独特のタッチがほぼ完成に近づいた作品だと思う
なんかブラインドや観葉植物(アレカヤシ)がある部屋に憧れたなぁ
そしてそのオシャレな雰囲気が花開いたのが
「ストップ!ひばりくん」だった
バックの絵もそうだけど
毎回連載の扉のイラストがカッコ良かった
当時オシャレな絵の代表は「鈴木英人」さんだったけど
そのテイスト感が江口漫画にはあった
おそらくすごく意識して描いていたんだと思う
それと、江口漫画でもロックなテイストがあって
これもまた好きになった理由のひとつだ
ひばりくん後は短編が多くなってしまい
いつしか連載漫画が描けない漫画家(失礼!)となってしまう
※ひばりくんの連載中から途中で休むということが多くなり
連載もすぐに終了してしまうということばかり
そんな短編の中で好きだったのは
「トーマス兄弟の一週間」とかいう感じの内容のもの
オカマのトーマス兄弟の話でなかなか面白かったなぁ
あとはゴルゴ13のパロディとか
最近はすっかりイラストレーターみたいになっているが
連載ギャグ漫画を描いてほしいなぁ
もしくは凄く面白い原作を江口流にアレンジする
とかでもいいんだけどね
二人とも九州ってのがまたね