前原の夏祭り
毎年7月の24日と25日の二日間
夏祭りが行われています
そして博多の山笠には及びもしませんが
祭りには山笠があります
それもちゃんと締込み姿なんです
とはいっても皆がみな締込みというわけではないですが…
大きな声では言えませんが東町は高齢化のため
担ぎ手を近所の日本語学校の生徒たちにお願いしていて
いわゆる外人傭兵部隊なんです
彼らは日本語習うついでに文化にも触れられてバイト料ももらえるので
それなりにたのしんでいるみたいです
振る舞い酒もあるしネ
自分は小さいころ北九州の戸畑という所にいたんですが
そこでも山というか山車(担ぐのではなく引っ張っていた)がありまして
そして決まった地区の山車が夜には提灯山笠に華麗に変身して
区役所前の広場で競争が行われるのです
自分の地区は提灯にはなれなかったので
なんだかちょっと悔しい気持ちでした
ただ、北九州の山は小倉にしても戸畑にしても
締込み姿ではなく短パンのようなものでした
(黒崎は見たこと無いのでわかりませんが)
そんな感じだったので締込み姿に
なぜか本格的だと思ってしまうのです
前原の山は博多みたいに一気に駆け抜けるのではなく
ちょこちょこと休みながら町内を一周する感じです
沿道にあるお店の人たちはバケツに水を用意していて
通り過ぎる時にかけてくれます
また、それぞれの地区に本部があるのですが
他の地区の山が通る時にお酒やつまみを振る舞ってくれます
その振る舞い酒のおいしいこと
特にビールが振る舞われるとたまらないです!
全部の場所でビールというわけではないのは
近年どこもお金が無いので
日本酒が多くなって来たということのようです
個人的にはビールのもらえる場所がありがたかったなぁ
2日目は「あっ、ココはビールだ♥」なんて思ってましたもん
山は毎年組み立てて、終わると解体します
これがまた結構大変
毎年あーでもない、こーでもないと
もめながら組み立てているみたい
飾りは2種類あるらしくって
今回は踊る布袋さまです
もうひとつはどんななんだろう?
北本町の山はなんか博多の山みたいにかっこいい
かけ声もここだけ「おいさっ」なのも
かなり博多を意識している感じだ
そして、子ども山もあるんです
東町のはこんな感じですが他の地区のはイトゴンだったり
ビニール風船のようなものだったりして正直しゃばい
夜には商店街に出店が建ち並び
それ目当てに若者が繰り出してきます
やっぱり祭りの楽しみは出店だったなぁ
ヨーヨー釣りに金魚すくいなどなど
食べ物はなかなか買ってもらえなくて不満でした
前原ではきゅうりを棒に差したのを売っていて
こんなの誰が買うの?!と思っていたら
女子高生が買っていました!
さすが前原!
糸島野菜といえばもう福岡市内ではブランド野菜だもんね〜
おいしいはずです(笑)
しかしこんなに人がいる商店街を見るのは
この夏祭りの時だけです
普段は閑散としたシャッター街みたいで
昼間に歩いている人をほとんど見ません
寂しいもんです
活気があったころの前原を見てみたかったなぁ