レトロトリップ北九州 #1「門司港編」Moji-ko #kyushu #Travel Japan #fukuoka #kitakyushu #retro trip
~Travelog-Vol.2~
Retoro trip in Kitakyushu Vol.1[at Mojiko]
レトロトリップ北九州「門司港編」
北九州は炭坑や鉄工でかつて栄えていたので
その当時の繁栄を物語る歴史的な建造物が多い
そして急速に廃れ、再開発の波もあまり来なかったので
その歴史的建造物が結構残っている
近年それをキレイに整備し観光の目玉としたのが
門司港レトロの始まり
常々思うことだが、高度成長期に量産された建物の
薄っぺら感といったらもうね、言葉にできません
そんな建物とはあきらかに一線を画す重厚感たるや
レンガに刻まれた繁栄のレキシがもうムンムンと漂う
それらを見て回れる門司港はやっぱり一度は訪れてみたいところ
やっと念願の門司港を見てきました
残念なことに曇天で小雨まじり…
もう一つ残念なのは、門司港駅が改修工事中で見れませんでした
以前の門司港駅舎
改修後はどんな姿になっていることでしょう
気を取り直して、門司港もいいのですが
まずは門司駅前にある「門司麦酒煉瓦館」からスタート
ここは工場だっただけあって建物の規模が圧巻
しかも大小さまざまなものが固まってあるので見応えも充分
街灯もレトロな感じになっているので
ちょっとオシャレに着飾って撮影すれば
いい感じの写真が撮れますよ…きっと
さて、門司港に戻って来て
最初はやっぱここから「旧門司三井倶楽部」
いろんなパンフなんかの紹介では
アインシュタインの泊まった部屋が再現されている
ということだったけど絵が展示されていて
なんかなくなってるっぽかった
特別企画展とかだったのかな?
そこを出ると目の前に「旧JR九州本社ビル」が見える
ここはかつて「三井物産門司支店」だったらしい
出てから右に進んで港の方へ
すると「旧大阪商船」の建物が現れる
この建物もまた存在感がすごい!
ここは「わたせせいぞうと海のギャラリー」があって
わたせせいぞうさんのイラストを楽しむことができる
そして目の前にはアルド・ロッシの最後の作品となった
門司港レトロのランドマーク的存在のひとつ
「プレミアホテル 門司港」がそびえる
ちなみにアルド・ロッシは
福岡のホテル「イル・パラッツォ」を
デザインしたことでも有名です
イル・パラッツォのバーはちょっと面白くて
話題になったりしてました
さて、プレミアホテル 門司港の吹き抜けを抜けて
大きな歩行者専用のはね橋
「ブルーウィングもじ」を通り対岸へ
ここにあるのが「旧門司税関」
以前はカフェがあったのだが
どうやらなくなってしまったみたい
スイーツ屋さんみたいなのはあるけど…
これじゃないよなってことでパス
建物の中にはかつて税関で押収した
貴重な品々が展示されている
2階へと上ってぐるっとまわれるので
せっかくだから回ってみる
階段を登るとさらに上の展望室というのがあって
上がることができるようになっている
旧門司税関を出ると目の前には
「国際友好記念図書館」がある
ここは昔から門司にあった建物ではなく
北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して
かつて大連にあった、ロシア帝国が1902年に
建設した東清鉄道汽船会社事務所の
複製の建築物ということらしい
そこからちょっと北へ行くと
かつて北九州を走っていた
「チンチン電車」がありました!
小さい頃はよくこの電車を利用したものです
その先にもちょっとレトロな建物が
「全日本港湾労働組合九州地方本部」ってかいてある
ここも歴史的な建造物なのかな…
海側へ行くと関門橋がみえる
「東洋一」といわれていたのも今はむかし
なんだか古ぼけて見えるのもいたしかたのないことか
そして対岸は下関
下関も歴史的な建造物がいろいろあったりするところ
巌流島もあったりするのです
関門海峡は歩行者用のトンネルもあって
歩いて渡ることもできるのです!
門司港でのんびり過ごすなら
歩いて下関に渡って
そちらを散策して回るのもいいでしょう
お腹が空いたら唐戸市場で
新鮮なお魚を堪能するのもまたよし!
海鮮丼(¥1000らしい)
商店街も結構面白そうなところがありましたよ
そしてちょっと気になる甘味処
「門司電気通信レトロ館」
「出光美術館」
「岩田商店」
などみどころはいっぱいだ
季節に酔っては走っているので乗ってみるのも楽しいのかもね
そしてJRの駅では 「門司港レトロ旅手帖」 なるものも手に入るので
入手してみるのもまた楽しみのひとつである