レトロトリップ北九州 #2「若松・戸畑編」#kyushu #Travel Japan #fukuoka #kitakyushu #retro trip
#
~Travelog-Vol.3~
Retoro trip in Kitakyushu Vol.2[at Wakamatsu,Tobata]
レトロトリップ北九州「若松・戸畑編」
門司港に触発されて
今回は若松・戸畑へ行きました
出かける前にまずは腹ごしらえ
駅地下の外れの方朝日ビルの地下になるんだけど
「大地のうどん 博多駅前店」へ
なんと豊前裏打ち会系列だったんだ
人気だとは聞いていたが
行列ができていた…
並びたくはなかったのだが
次にいつ来るかわからなかったので
定番のごぼう天うどん¥480
博多からどんこうで折尾まで行き
そこから若松へ向かいます
折尾駅ホームでは名物折尾のかしわ弁当を
売っている駅弁売りのおじさんがいました
駅が迷路のようで不安になりながら若松行きのホームへ向かう
そういえばまだ2時20分なんだけど
乗換の案内では2時59分若松行きと聞いたような…
聞き間違えだろうなと思ったけど…マジだった
どうするこの待ち時間ってことで
一度改札を抜けて外から折尾の駅舎を見ることに
東口出てすぐの川沿いにびっしりと飲み屋が連なっている
なかなかディープな景色
生ビール一杯100円?!すげー
川沿いに歩いて最初の踏切を左へ進むと
そこには歴史的な建造物の「旧西日本鉄道折尾高架橋」があらわれる
これは「北九州を東西に繋いでいた西日本鉄道北九州線の
西の終点折尾停留所のホームの土台と橋脚を兼ねた
日本最大級のレンガ造りのアーチ。
下を通る道路が線路に対し、直角に交わらず
少し斜めに交差していたため、レンガを斜めに切り、
張っている。全国でも20数ヶ所にしか残っていない建造物。
現在この工法を受け継いだ者はいない。」ということなのだそうだ
この工法は「ねじりまんぽ」というらしいめずらしいものなんです
そのアーチをくぐって駅舎の方へ向かったのだが…
駅舎はなくなっていましたorz
かなりショック!メーテルなんかではごまかされないぞ
しかしこんなことでめげてはいられない
気をとりなおして若松へ
電車は「キハ471052」という国鉄時代の列車でどこか懐かしい感じ
若松側から洞海湾を見ながら走るのは初めてだったので
ちょっとわくわくしながら車窓にかじりつく
それにしても思ったとおり乗客は少ない
終点の若松に到着
駅を出て海の方へ向かうと
広場みたいなところに朽ち果てた蒸気機関車が
時間が止まったようにひっそりとたたずんでいた
広場を抜けるともう洞海湾が目の前
その海の向こうに
小さい頃住んでいた牧山が見える
山の頂上にあった煙突は無くなっていた
左に目を移すと戸畑・若松のシンボル
かつては東洋一といわれた「若戸大橋」がデーンと
洞海湾に横たわっている
その橋の主塔の近くが目指すレトロ地区
まずは「弁財天上陸場」と観光客の休憩所として建てられた「ごんぞう小屋」
それから「若松石炭商同業組合の石炭会館」
ここではたしか三日月のクロワッサンが売られていると聞いたような…
次はキレイになった「 旧古河鉱業若松支店」
そこをすぎると今回の一番の目的でもある「上野海運ビル」
かつては「 旧三菱鉱業若松支店」だったビルだ
ここは中も素敵なのでぜひ訪れたいと思っていた
入口がわかりにくいのだが正面から右の側面にビルの入口がある
中もやはり素敵だ
そしてこのビルの3階にある「Asa Cafe」へ
窓際の席があいていたので迷わずそこに腰をおろす
3時までならランチが頂けたのだが
残念ながらランチタイムは終了ということで
ここはせっかく車じゃないんで
優雅にビールを頼むことにした
窓の外に牧山を見ながら飲むビールは格別だ
ちょっと昔の思い出がフラッシュバックしてくる
若戸渡船も結構な頻度で見える
1時間に4回くらいは出ているみたい
残念なのは味気のないマンションが
至る所に建っていることだ
なんとも興ざめな風景
ノスタルジックな想いも
なんだかちょっとしぼんでしまう
Asa Cafeを後にして
トイレかなと思ったら昔ながらの流しがありました
入ってはいけないところだったかな?
トイレもレトロ、当然和式なのです
裏側はこんな感じ
さて、ビールでほろ酔いになりながら
主塔そばの「栃木ビル」へ
この場所は今は亡きシナロケのボーカルで
若松生まれの「シーナ」のパワースポット
鮎川さんもお気に入りの場所
窓に写った若戸大橋がいい感じ
日も沈みかけてきたので
戸畑に向かわなくては
渡船場はこれまたえらく寂れている
大人100円、3分で戸畑に到着するみたい
子どもの頃は結構時間がかかった気がしていたのだが
たった3分とはなんだか気が抜ける
若戸大橋もかつては歩いて渡れたと思うが
今は渡れない
洞海湾の奥の方に夕陽が沈んで行く
方向的には南な感じがするが西なんだなぁ
海上からも撮影してみたが
そうしているうちにもう戸畑へ到着
やっぱりあっけない
戸畑に着くと一目散に「日水ビル」へ
このビルもレトロな産業遺産的な建物
そしてそのすぐ裏に
レンガ造りの倉庫がひっそりとたたずむ
北九州はかつて炭坑や鉄鋼で栄えていただけに
こういった歴史的建造物が多い
そして再開発もされず
忘れられた土地みたいな感じになって
いまではレトロな町になっていた
門司港なんかもまさにそんな感じの場所だ
たしか記憶では1990年くらいから
門司港レトロって感じで
赤煉瓦の素敵な町って感じで
いろいろイベントをやりはじめたような…
そこから海沿いに牧山海岸をめざす
どんどん夕陽が沈んで行く
ここからまだ見たい所はいろいろあったのだが
歩きではもう見ることが出来そうにない
残念ながら牧山海岸で今回のレトロ旅は終了
戸畑駅に向かいそこから小倉へ
帰りは高速バスで天神に向かう予定
向かおうとした矢先に目に飛び込んできたのは…
「ストリップ」のネオン?!
駅前だぞ!しかも目の前じゃないか!
凄いな小倉!!!!
やっぱディープだわ
隣には立ち飲みやが何件もある
路地の奥の方には「名画座」なる看板も見える
当然日活ロマンポルノみたいなものをやっているんだろう
小倉駅はきれいになって
駅前もキレイに整備されて
こじゃれた街になっているようにみえて
すぐそばにこんな昭和な感じの一角が
潜んでいるなんて、恐るべし小倉
ちょっとしゃれた感じの「Tanga Table」で晩ご飯
壁一面に皿が貼付けられている
ちょっとクラブっぽい雰囲気だな
Hostelということは宿泊もできるみたい
これにてレトロトリップ若松・戸畑編は終了
まだまだみたいところは多々あったのだが
時間が足りなかった
こんなことなら午前中からくればよかったな
参考までに