前原校区 祭り(山笠)の流れ
以前にも話しましたが
毎年7月の24日と25日の二日間
前原校区では夏祭りが行われています
24日は「火伏地蔵尊」
25日は「老松神社」へ奉納ということです
7月の中頃にまず「棒洗い」の神事が行われます
祭壇を作って安全祈願します
そして祭りの前々日に山を組み立てます
まず土台を組みます
この四つ編みが難しくて
何回やってもうまくいかない
一通り土台部分の完成
布袋様を乗せて枠を組む
前日に旧唐津街道沿いの駐車場に本部を設置
山を本部へ異動します
当日の朝、笹を飾り付けたら全て完成
他の行政区の山が通っていきます
郵便局近くの広場へ集合
この集合場所に到着したら
24日は「火伏地蔵尊」へ
25日は「老松神社」へお参りします
そして当番長や関係者などの挨拶があって
いよいよ出発です
毎年出発の順番は繰り上がっていき
当番になったときに1番スタート
ちなみに当番になる年は「鬼すべ」もしなければならないみたい
その年の年男が鬼の格好をして練り歩く?
そして振る舞い酒でべろんべろんになるみたいです
さらに鷽も売って回らないといけないんだとか
太宰府の鬼すべと同じなのかな?
コースは警察署前から駅前ロータリーをまわって
市役所、丸田池公園を渡って
商店街へと戻ってきます
そこから大人山だけ福銀の周りを回ります
それが済んだら子ども山のみが
トクスイ公園の方を回ります
途中振る舞い酒を頂きながら
暑い中回るのですが
この猛暑で今年は大丈夫かな?
と心配でしたが
なんとか無事に終わりました
山を解体(子ども山はトクスイを回る)し終わったら
公民館で「直会(なおらい)」です
なおらいとは「祭事が終わってのち、供え物の神酒(みき)・
神饌(しんせん)を下げて酒食する宴」のことです
そうそう、この辺では縁台のことを
「ばんこ」と呼んでいます
自分は知らなかったのですが
北九ではそんなの聞いた事ないような
それとも自分が若いからでしょうか?
ちなみにそんなに若くはないのですが
なんせ周りはもっと年寄りだらけなもんで(笑)
まぁいろいろと大変ですが
地元に祭りがあるっていうのは
やっぱいいもんです