DESPERADO@いとしま

糸島で暮らすグラフィックデザイナーのつぶやき徒然草

デザイン力が日本を救う?!…日本のプロダクトデザインについて考える

 

つい先日ネットでamadanaの冷蔵庫 (黒)がセールで安くなっていました。

まぁ安いといっても元が高いものなのでそうそう買えないわけですが。

 

この冷蔵庫、両開きの扉や野菜室や冷凍室は小分けの引き出しなので、

取り出す時に無駄に冷気がもれない作り。

そしてアマダナならではの余分なものがなく美しいデザインなので

ついつい欲しくなってしまいますね。

あぁ、できることなら買い替えたい。

 

このところモノが売れないとよく聞くけれど、

モノが売れない原因は欲しくなるようなモノ、

買いたいデザインのモノが無いというところではないでしょうか。

人目惚れしてしまうようなムードや色気といった

いわゆる“雰囲気”というものが無いように感じるのです。

カッコ良ければ無理してでも欲しい。

1台持っているけれどこれもどうしても欲しい…。

そんな購買意欲をそそられるようなモノ・デザイン。

 

昔の車やカメラや電化製品など、どうしても欲しいと思えるものがたくさんありました。

性能や技術の向上ももちろん大切ですが、デザインを疎かにしてはダメだと思います。

アップルのipodipadiphoneが売れたのも技術的なものもあるでしょうが、

デザインの美しさという要素があったからこそだと思うのです。

 

機能はこっちの方がいいけどデザインはこっちがいいなぁ。どうしよう…

といったことが自分にはよくあります。

これがこのデザインだったらいいのに…そんな思いをよくします。

妥協して買ってみてもなんだか納得がいきません。

 

韓国のサムスンが日本の企業より売れだしたのも技術や価格的なこともですが

国を挙げてのデザイン戦略というものも影響したのではないでしょうか。

技術面ばかりがどんどん進化し、省エネになるのはいいですが、

冷蔵庫に細菌を繁殖させないイオンを出すスイッチなどを付けるよりも

形が美しいとか、オシャレと思えるものを作る方が

はるかに売れると思いますがいかがでしょうか?

個人的には「デザインする」こととは何か凝った作りをするということではなく

形の美しさや使いやすさとか、そのものらしさだったりということだと考えています。

あえて曲線にしてみるなんて美しいならそれはそれでありかもしれませんが

よけいな形ならそんなことしなくていいと思います。

 

このところインテリアに凝る人が増えてきていると思います。

自分ももちろんせっかくならかっこ良くオシャレに見せたい。

だけど必要とする電化製品は日本製のはなんかいまいちで

どのメーカーも似たり寄ったり。選択の余地無しです。

見てくれの良いものを求めると自然と外国の製品ということになってしまいます。

でも外国の製品は壊れやすいので日本製より信頼ができません。

信頼出来る日本製のかっこいい家電が欲しい!です。

アマダナとか+-0とかいいんですが、ちと高かったり…。

普通の値段でかっこいいものってないんですよね。

 

もっと“デザイン”という付加価値を考えるべきです。

デザインの力はもっともっと凄いはずです。