レコードジャケットの密かな楽しみ-変形・仕掛けもの編 / Mad about analog records!
さてさてレコードジャケットには、
変形(正方形ではない)ものや、凝った仕掛けのものがあって
これまた面白かったりします。
CDで再発される時に忠実に再現されたものもあって
それはそれで小さなものにも惹かれますが、
レコードジャケットのサイズでってのがいいんですよね。
まず先頭バッターはウエイラーズの「Catch a fire」
ジャケットの形がジッポライターになっていて
ジッポの蓋が開いてレコードを出し入れするという凝った作りです。
ただ、この蓋のジョイント部分が壊れやすいため
大抵は蓋が取れてしまっていてきれいな形のものは
なかなかお目にかかれません。
ちなみに蓋を開けてレコードもジャケについているのがUK盤で
US盤はジッポのライターのみです。
う〜ん、うまく伝わったかな…
下の写真はレコードの部分もジャケにあるのでUK盤です。
そしてレコードの部分はなく、ジッポの形でカットされているのがUS盤。
ちょっと前にレコードでの復刻盤も出ているようなので
きれいなものを狙うならこの復刻盤の方がいいかも。
ちなみに復刻盤はどちらなんでしょうね。気になります。
次はローリングストーンズの「Sticky Fingers」
アンディウォーホルによるデザインは
本物のジッパーがついていて開くとブリーフ姿になるしかけ。
タイトルとアーティスト名が四角い枠でかこまれているのがUK盤(下画像)
で、タイトルとアーティスト名が囲まれてなくベルト部分にあるのがUS盤。
日本盤もUS盤と同じです。個人的にはUK盤がいい!です。
ちなみにこのジャケもベルトのバックルより上の部分が破れてないものが多く
きれいなものは稀少です。
また、スペインではこのデザインがよろしくないということで
缶詰から指が出た写真のジャケに変更されました。
こちらは仕掛けはなく単にレア盤としてマニア向け
3D写真が貼り付けられているサタニックマジェスティーズ(これはビートルズのサージェントペッパーのパクリ)なんてのもある
レッドツェッペリンの3rdはくるくる回せて実に楽しい♪
そしてフェイセズの「Ooh la la」
男の人の目と口が動く仕掛けになっており
レコードを聴きながら動かして遊べます!
こういった仕掛けはレコードを聴くときの
楽しみが増えるので実にうれしいおまけです。
レーベルや見開きも楽しいですね!
こちらはスモールフェイセズの「Ogdens Nut Gone Flake」
丸いジャケで解説なんかも丸い形
それからアリスクーパーの「SCHOOLS OUT」
これは変形じゃないけれど、レコードがパンティをはいているという変わりもの。
などなどまだまだ楽しいレコードはいっぱいあります。
こんなレコードを探すのも楽しいでしょ?
オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク(デラックス・エディション)(K2HD/紙ジャケット仕様)
- アーティスト: スモール・フェイセス
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2012/07/25
- メディア: CD
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